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【12月12日まで】料金不要の文献複写依頼システムRapid ILLのトライアルについて
大学図書館では以下の期間でRapid ILLのトライアルを開始いたします。
期間:2025年11月12日(水)~2025年12月12日(金)
Rapid ILLとは
Rapid ILLは電子化された文献複写物の図書館間相互貸借システムです。主に海外出版者が発行している海外文献(電子ジャーナル・電子ブック)が対象です。大学図書館にない資料について、このシステムを通して他機関に複写物の提供依頼を行い、その資料が入手可能であった場合は、利用者は個別に費用を支払うことなく、電子化された複写物を入手できます。
申込方法
通常のILL複写依頼と同様、MyLibrary(OPAC)の「ILL複写依頼」からお申し込みください。トライアル期間中、申し込まれたILL複写依頼は、まず、Rapid ILLで入手可否を確認し、入手不可であった場合は、通常のILL複写依頼処理(有料)を行います。Rapid ILLで入手不可であった場合は依頼を取りやめることも可能です。下記、申込上の注意を必ず、よくご確認いただき、お申し込みください。
申込上の注意
- Rapid ILLで入手不可の時、依頼を取りやめる場合は、必ず、「ILL複写依頼」申込画面の「備考」欄に「Rapid ILLで入手可能な場合のみ依頼する」とご入力ください。この記載がなく、Rapid ILLで入手不可となった場合は、事前に通告なく、通常のILL複写依頼処理(有料)に移行しますので、費用が発生します。一度、通常のILL複写依頼処理(有料)に移行した後、依頼を取り下げることはできません。
- Rapid ILLで依頼を行う場合は、ISSNまたはISBNの情報、および出版年の情報が必須となりますので、依頼時は、必ず、いずれかの値を入力してください。
- Rapid ILLは電子化された複写資料の送信のみに対応しており、ILL貸借(他機関からの資料現物貸借)、および複写の印刷物の送付には対応しておりません。電子化された資料へのリンクがILL申込時に登録されたメールアドレスに送信されます。
- Rapid ILLで対応可能な資料は主として、海外文献資料となります。
- 大学図書館に、所蔵、または契約の電子資料がある場合、その資料に対してILL複写依頼をかけることはできません。事前にご自身で検索の上、お申し込みください。
- 依頼内容に誤りがある場合、Rapid ILLで資料が入手できません。必ず、内容を確認したうえでお申し込みをお願いします。
- 申し込まれた資料がRapid ILLで入手可能であった場合、その資料のダウンロードリンクが、申込時に登録のメールアドレスに送信されます。送信された資料は著作権を順守したうえでご利用ください。ダウンロードリンクや資料を他の利用者に共有するなどの行為は、絶対にしないでください。
参考:図書館FAQ