アカデミックライティングセンター長挨拶

アカデミックライティングセンター長 ご挨拶

 

 アカデミックライティングセンター(AWC: Academic Writing Center)は、「学術的な文章」を書くことを支援するセンターです。学術的な文章を書くことは、大学・大学院では、レポート、卒業論文、修士論文、博士論文など、すべての場面で求められます。

 現代の大学教育では、単に知識を身につけるだけでなく、問いを立て、資料を収集・分析し、その成果を論理的かつ説得的に表現する力が求められています。学術的な文章を書くことは、自らの考えを深め、それを他者と共有するための重要な学びのプロセスでもあります。

 アカデミックライティングセンターでは、レポートや論文の書き方に関する相談をはじめ、テーマ設定、文献の探し方・読み方、論理構成の組み立て方、引用や参考文献の作成方法など、学術的文章執筆の各段階を支援します。また、日本語・外国語を問わず、学術的コミュニケーション能力の向上を目指す学生・大学院生の学びをサポートします。

 本センターが目指すのは、文章を「添削する場」ではなく、書き手自身が考え、学び、自立・自律した研究者・専門職として成長していくための支援の場となることです。ここ数年の生成AIの発展は目覚ましいものであり、文章作成のあり方も大きく変化しつつあります。しかし、「書く」という行為そのものは、人間の知的営為の根幹をなすものであり、また、AIが広く普及する時代にあっても人間の主体的な思考を形成する重要な営みであり続けるでしょう。

 一人ひとりが自信をもって学術的な文章を書き、自らの知的探究を豊かに展開できるよう、教職員・チューターがともに歩んでまいります。

 皆さまの積極的なご利用をお待ちしております。

 

2026年10月

アカデミックライティングセンター長 割田 聖史
(副学長・文学部史学科教授)